2011年12月13日火曜日

「非正規研究者の現状とこれから」のお知らせ(コモ大&OFU)


「非正規研究者の現状とこれから」

毎年、大学院から数千人~1万人ほど、職にあぶれた人材が溢れ出す。多くは非常勤講師やその他のアルバイトで食いつなぎながら研究を続ける。非常勤講師給1コマあたり月25,000~28,000円程度。一年契約、カリキュラム再編による雇い止めもよくある。「高学歴ワーキングプア」という言葉は、大学のなかの「格差」を明示した点で意義があるが、それが「低学歴ワーキングプア」を問題なしとするのであれば問題だ。非正規研究者たちは、専任教員という「特権階級」への欲望をもちながら連帯することは可能か。大学も安全な場所ではない。予算が削減され、有用な研究が求められるなかで、研究するという集合的行為はいかにして可能か。「非正規研究者」を切り口として、大学という場の可能性について自由に議論したい。

日時:2011年12月18日(日)14時~17時
場所:カフェコモンズ
 高槻市富田町1-13-1 WESTビル5F
 http://cafe-commons.com/
発言:長松奈美江、岡本朝也、渡邊太、ほか。

主催:大阪自由大学+コモンズ大学
お問い合わせ:info★taiyoh.org(★→@)