◇◆ 開催にむけて ◆◇
経済成長といわれる中、現在ある多くの仕事が形作られてきました。その成長も長らく低迷し、それでも落ちずに、仕事が同じようにあるのは、技術革新や新たな仕事の創出のおかげなんかではなく、金融や人件費(コスト!?)の削減からくるものだと思われます。そのしわ寄せが、新興国発展途上国といわれるような国々や、日本でいえば働き盛りといわれていたような次世代にきているのでしょう。大きな経済はあなたが働いていないからうまく回っていないのではなくて、あなたが働いていないからこそ、それなりに回ってしまっているのかもしれません。わが子のことは心配しても、楽しているように見えるのが妬ましく思う人はいても、ニートが働いて欲しいと本気で望んでいる人なんて数少ないでしょう。そんなんだから、ニートが仕事をしようとしまいと、本人にとっても周りにとっても大した違いはありません。今のままでは仕事をしても、ただくたびれるだけです。ですから、ニートであることを恥じることなんてないでしょう。生活や人間関係すら貧しくても、卑下することもないでしょう。隣にいる特定の誰かがあなたのことを必要としていないのではなくて、日本中の誰もが誰をも必要とはしていないのでしょうから。すべてはここからはじめましょう。この際、働き方に関しては各方面におまかせして、今の生活を振り返り、働かない(働けない、働きたくない)ということについて語り、耳を傾け、身体を動かそうと思ったのです。孤立しているのではなく、集いましょうよ。他で、集まりをして連携してくれる方も歓迎です。(A)
http://www.ns-kansai.org/oshirase100208.html